布団のダニ・カビを退治する効果的な方法とは?

時短・片付け
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人間は夜、寝ている間にコップの1杯分( 200ml)の汗をかきます。
湿気を含んだ布団はカビやダニが発生しやすいです。

今回は「布団のカビとダニ」についてまとめました。
「毎日の布団の上げ下ろしに困っている」人は下記の記事をご覧ください。

>>【布団でもう悩まない】ラクな布団の上げ下ろし・季節外布団の収納

本記事ではダニとカビのそれぞれの問題点を見た上で対策をまとめます。

本記事のサキヨミ
  1. ダニもカビも高温多湿の布団を好む
  2. 対策は高温・乾燥・清潔
  3. 天日干しをメインに
  4. 出来ない時は布団乾燥機など道具を有効活用

本記事を読むことで、
布団の手入れをしないとNGな理由が分かります。

布団の敵を知ろう|ダニとカビの知識

布団のダニ対策、カビ対策を理解する上で最低限の知識を先に紹介します。
やり方を知るだけでなく「なぜそうなるか」を知ると理解に深みがでます。すると応用が利きます。

布団とダニ・カビの関係

ダニと聞けば誰もがイヤなイメージをもちますね。
とはいえ、どんな害があるかは意外に知らないものです
敵を倒すためには敵を知りましょう。ということでダニについての知識をまとめます。

ダニと言っても種類は多く、学術的には45,000種類以上と言われます。
屋内に常時生息するダニの種類は約40種類です。
屋内のダニの7~9割がヒョウヒダニ類です。

ダニが好む環境条件

布団はダニが逃げ隠れしやすい場所です。

ダニが好む場所:

  • 暗い場所で湿気が豊富な場所(湿度60%~80%を好む)
  • ダニが好む温度は、20℃~30℃
  • 隠れる場所があること(布団やカーペット)

つまり高温多湿を好みます。

ダニの食料は人間の皮脂、アカ、汗、髪の毛などの有機物です。(したがって食料源を掃除で絶つことがダニ対策です)

ゾッとする話です。住まいの環境がよくないと、

  • カーペット1平方メートルに30万匹~40万匹のダニ
  • 布団の中綿1平方メートルに10万匹のダニ

がいると言われます。

残念ながら布団はダニにとっては格好の生息場所といえます。そのためどうしても布団のダニ対策は必要です。

ダニは病気につながる

ダニの中には人間に危害を加えるものがあります。

ヒョウヒダニは噛みませんが、死骸やフンがアレルギーの元になるので数が増殖しないよう気をつけます。

人に噛み付くダニがツメダニです。噛みつかれると皮膚の炎症を起こします。
存在割合としては全体の10%以下です。

カビの健康被害

夜寝てる間に人間はコップ1杯分の汗をかきます。大量の水分が残ったままだとカビが発生します。

カビにも種類がありますが布団に発生するカビは主に、

  • 黒カビ
  • コウジカビ
  • 緑カビ
  • ススカビ

と言われます。
この中でも特に厄介なのは、お風呂場やトイレにも発生する黒カビです。

カビが人間にとって良くないのは、

  1. 健康被害につながること
  2. 見た目が悪いこと
  3. 住宅価値を下げること

黒カビは真菌です。呼吸器官の疾患やアレルギーにつながります。

黒いポツポツを見た目は気持ちが悪いです。繁殖能力が高いのでほっておくとどんどん拡大してしまいます。

黒カビは塩素系漂白剤やアルコールで除去可能です。しかし色素沈着までしてしまった黒カビは漂白剤をもってしても落ちません。

そうなると大切な住まいの壁や木材に黒い点々が一生残ったままになってしまいます。

布団のカビを取るにはもちろん水分を摂ることです。カビ取り方法については後の章で詳しく説明します。

布団の種類

布団の素材はいろいろあります。
代表的なものに羽毛、羊毛(ウール)、綿です。

羽毛

軽くて暖かいことから使っている人の多いのが羽毛布団です。

特徴羽毛は軽くて暖かい
夏場の干し時間30分
冬場の干し時間1時間
手入れ
  • 手入れは面倒
  • 直射日光を当てると傷みやすい
  • 普段は風通しの良い室内で乾燥を取る程度
  • 月に2回くらいの天日干し
特記事項
  • 穴が開いたらふわふわ毛が
  • 飛んで大変なことに
  • 必ずカバーを掛ける。

羊毛(ウール)

特徴羊毛(ウール)は
優れた保温性、吸湿、弾力性
夏場の干し時間1時間
冬場の干し時間2時間
手入れ
  • 直射日光を当てると傷みやすい
  • 普段は風通しの良い室内で乾燥を取る
    月に2回くらいの天日干し
特記事項虫が湧きやすい素材

綿

特徴
  • 吸湿性が高い
  • 昔からの素材
  • 湿気を含みやすいのでカビやすい
夏場の干し時間2時間
冬場の干し時間4時間
手入れ
  • 綿布団は天日干しで湿気を取る 
  • 風通しの良い場所に保管
特記事項湿気の少ない時間帯
(10時から2時)に干す

では布団にできてしまったダニとカビの対策方法をまとめます。

布団のダニ退治方法

ダニの弱点は温度です。
50℃以上の熱に20分から30分さらすことでほとんど死滅します。

布団内の温度を高めてダニを死滅するいくつかの方法をご紹介します。

ダニの退治①|天日干し

布団のダニ退治と言ったら天日干し。こんなイメージもあるのではないでしょうか?

昔からある素晴らしい方法です。

天日干しでダニが死滅する理由

  • 布団全体を太陽光で高温にすることでダニが死滅
  • 紫外線でダニを死滅
  • 風の力で乾燥が促進

干すときは、次のポイントに気をつけてください。

  • 湿度の低い10時から2時に干すのがベスト
  • 干す時間の目安は2~4時間(片面1~2時間ずつ)
  • 生きているダニは裏に逃げるので布団を途中で裏返しにすると効果的です。

ダニの退治②|布団乾燥機

一般的にはダニは、

  • 50℃以上の温度で20~30分
  • 60℃温度以上の温度ならすぐに死滅

と言われます。
布団乾燥機は上記の温度に設定することが可能です。

布団乾燥機はこんな人におすすめ
  • 仕事で日中外出していて布団を干せない人に
  • 雨の日が続いても布団を乾かしたい人に
  • 布団を取り込むことを考えるのはめんどくさい人に

ダニの退治③|布団を水洗い

布団によっては水洗いできる布団があります。 水で洗い流すことができるので布団の中に溜まったダニをさっぱりなくすことが可能です。

家庭で布団を丸洗いするときの注意点
  • 布団が水洗いに対応していること
  • 大きめの洗濯機を使っていること(7~8 kg 以上が望ましい) 
  • 洗った後に一気に乾かせる環境があること(天気が間違いなくいい日にやる、大型のコインランドリーを使う)

布団を自宅で洗うとなると若干ハードルがあります。特にしっかり乾燥させることができるかが重要です。きれいに洗っても、完全乾燥させないとダニやカビの繁殖がスタートしてしまいます。
綺麗にダニを洗い流しても新しいダニが発生したら意味がありません。

ダニの退治④|布団クリーナー(ダニ取り掃除機)

ダニ取り掃除機は別名「布団クリーナー」とも言われます。

布団の中に潜んでいるダニや死骸を吸い込む電気製品です。
先ほど説明した布団乾燥機は熱でダニを死滅させる機械。こちらは吸い取って物理的に布団から存在を除去する装置です。

布団の手入れと言ったら漫画で見る布団をバンバン叩くイメージではないですか?
しかし叩いてしまうと、乾燥したダニを粉砕するのでダメです。細くなってしまうと舞い上がり呼吸で吸い込んでしまいます。

中綿が痛み、布団の劣化が早まり買い替えまでの期間が短くなって高くつきます。

高速振動でダニを吸い取りやすくする
ダニの量を色で表示してくれます。

ダニの退治⑤|布団クリーニング業者に依頼

布団のダニ退治方法のまとめ

布団を高温にさらすことでダニは死滅します。
高温にするためには「天日干し」か「布団乾燥機」です。

ダニを殺しても布団の中に死骸がいたらそれもよくありません。アレルギーのもとになるので物理的に死骸を除去します。

除去には「布団クリーナー」(ダニ取り掃除機)が便利です。バンバン叩くのはダニの死骸を粉砕するのでよくないです。

布団のカビ退治方法

布団のカビ退治も基本的にはダニ退治と共通です。

布団の天日干し

カビ退治の基本は天日干しで乾燥させることです。
カビ自体も天日の温度で死滅します。
カビの栄養源は水分ですので水分を取り除くことで新しくカビが発生することを防げます。

週に1回の天日干しは必要です。

できてしまったカビには重曹とアルコールが効果的です。

アルコールスプレー

消毒用エタノールを吹きかけます。消毒用エトノールというアルコール濃度70%から80%のものを使います。この濃度が最も殺菌効果は高いです。
ただしアルコールでは色素汚れは落とせないので黒ずみは取れません。

カビ対策として:

  • 毎日の 布団の上げ下ろし
  • すのこ
  • 除湿シート

フローリングに直接敷布団を敷くと結露が発生します。そのため敷布団の裏にカビが発生しやすくなります。

日々の布団の手入れ方法

毎日布団を上げる

布団の大敵は水分です。
布団を干す一番の目的は湿気飛ばしです
人は寝ている間に冬であってもコップ一杯ぶん以上の汗をかき、吸い込んでいます。

いわゆる万年床は禁止です。
ダニとカビの巣窟になってしまいます

毎日の布団の上げ下ろしは地味に大変ですね。毎日のことなので少しでも、布団の上げ下ろしをラクにするコツはこちらです。

シーツを交換

シーツ交換は週に1回はしましょう。

手入れを楽にしてくれる道具

布団クリーナー

布団クリーナー物理的に布団の中のダニやダニの死骸を吸い取ります。

布団クリーナーにはだいたい「ダニちりセンサー」がついています。ダニやハウスダストは小さいため肉眼では見えません。そのため布団クリーナーをかけても果たして取れているのか取れていないのかが分かりません。
センサーが付いていることでどれだけ汚れていたかがわかります。
またほとんどのクリーナーにおいてたたき機能が付いています。1分巻に5000回もの高速振動を布団に与えます。そのことによって布団の繊維の奥に潜り込んだダニを吸引しやすくします。

布団乾燥機

これ一台あれば雨の日が続いても布団をしっかり乾かせます。
布団を干したので雨降りが心配で外出を控えたなんて心配もなくなります。

「布団」 乾燥機とありますが温風を広範囲に吹き出す掃除です。
洗濯物の山を乾かしたりソファーを乾かしたりアイデア次第で用途が広がります。

高床式のすのこ

高床式のすのこの上に布団を置きます。
空気が循環するので布団の乾燥します。
床に直接置かないのでホコリが不当につきにくくなります。 ダニは埃の中の髪の毛や食べ物の砕けたものを餌にします。そのため埃が少ない状態にすることでダニ対策になります。

布団干しスタンド

布団を干すスタンドであれば布団を浮かせることができます。その結果布団に風が入り込み乾燥が促進されます。
簡単に設置できて、省スペース収納可能で邪魔にならない。

除湿シート・パッド

シリカゲル入りだからイヤな湿気をスースー吸収。いまお使いの布団やマットレスに敷いて使えるので経済的。色が変わってお知らせしてくれる吸湿センサー付きで手入れがしやすい。

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