床掃除をするとスッキリ気持ちいいと分かっている。でも時間がかかって面倒くさい。
床掃除は「準備」と「後片付け」が面倒で時間がかかります。
- 雑巾を取りに行き、水ですすいで準備
- 腰をかがめて面積の広い床を拭く
- 拭き終わったら雑巾を洗って干す作業
やることが多いうえ、掃除対象の場所が家全体と広いです。
さらに肉体的にはかがむ姿勢で疲れて大変。
床は家全体に占める表面積が広いので、床がきれいになると家がパッと明るい印象に変わります。また裸足で歩いてもベトベトせず気持ちがよいです。
効能は大きいものの、問題は時間がかかり大変なこと。
そこで本記事では床掃除を早く終わらせる(時短)コツについてまとめました。
・日々の床掃除において時短で終わらせるコツ
・半年~1年といった長期でみた時に時短につながるコツ
という2つの視点でまとめました。
床掃除を時短で終わらせるコツ
ポイントの先出しです。
- クイックルワイパーと掃除機をフル活用 ⇨手軽
- 床に物を置かない ⇨すぐに始められる
- 月に1回はしっかり床掃除 ⇨ひどい汚れに発展させない
床掃除をできるだけ短い時間で終わらせるためには、上記の3つが最も効果が出ます。
床掃除に時間がかかる4つの理由
そもそも、なぜ床掃除に時間がかかるのでしょうか?まずは時間がかかる理由を知ります。時間がかかる理由をつぶす方法=床掃除を時短で終わらせる方法となります。
時間がかかる理由①:床は家全体で広いから
ホコリは上から下に落ちます。なのでホコリの最終地点は床となります。ホコリがどこか一か所に落ちてくれればラクですが、もちろんそんなことはありません。
ホコリのシャワーは家全体の床に落ちるので掃除対象は家全体と広い。
一ヶ所、二ヶ所の床掃除ならまだしも家全体の床と場所が広いので掃除の時間がかかります。
時間がかかる理由②:床掃除の工程が多いから(順番・後片付け)
床掃除を始めるのに雑巾を取りに行き、すすいでしぼるところからスタートします。
床掃除を始めた後も雑巾が途中で汚れれば、また風呂場に行き雑巾をすすぐ作業があります。
そしてまた場所に戻り床掃除。この流れを繰り返しながら家の床を掃除していきます。
「床を拭く以外」の、準備と移動の工程が多くて時間がかかります。
時間がかかる理由③:床に置いてある物をどける作業に時間がかかるから
床に物があってはキレイに掃除ができません。
床掃除の前に床をどけます。
床置きが多い家だと床掃除をはじめるまでに時間がかかります。
➩解決策はもちろん、床に物を置かないことです。
時間がかかる理由④:こびりついた汚れは落ちにくいから
・ジュース
・お菓子の食べこぼし
・人の皮脂
・土や砂
などいろいろな汚れが床には付いています。
汚れが多岐にわたり汚れによっては簡単に落ちないものもありゴシゴシこすったりと時間がかかります。
さらっと一回軽く拭くだけできれいに汚れが落ちれば話が早いのですがそうもいかないのが床掃除。
➩解決策は汚れをためないコト。適切な道具を使うコトです。
日常的な時短床掃除の方法
床掃除に時間がかかる理由が分かったところで、時短で床掃除する方法を紹介します。日常の床掃除で大切なことは汚れを放置せずこまめに掃除をすることです。
どんな汚れもついた直後に掃除をすれば、少ない力で簡単に汚れが落とせます。日頃からこまめに床掃除をするのが結局のところ一番楽な掃除となります。
そうは言ったって準備や片付けをおもうと面倒・・・こまめに床掃除なんて実際にはできないんだよね。
クイックルワイパーを活用
めんどくさくなく手軽に床掃除をするにはクイックルワイパーと掃除機を使うのが一番です。クイックルワイパーの良いところはさっと取り出してすぐに掃除を開始できる手軽さ。
掃除を始める前に雑巾を用意する必要がなく、拭き終わった後は洗わずに捨ててしまえば終わり。
さらに腰をかがめることなく立ったままの姿勢で拭き掃除ができるので肉体的にも楽。
家の何ヶ所かにクイックルワイパーを置いておくと、その都度取りに行く面倒臭さを軽減できます。1階に一本、2階に一本など。
汚れの種類に応じて様々なシートがあるのも掃除を楽にしてくれます。
ほこりを取るためのシート。
洗剤を含んだ汚れ落としに適したシートなど。
安いシートを探せば一枚3円程度。厚手のしっかりしたシートでも1枚20円程度で買えます。
クイックルワイパー本体は作りのしっかりとした正規品を買うことをお勧めします。
理由は100均で売っているものだと力を入れた時に連結ジョイント部分が曲がったり外れたりするからです。結局、力を入れて作業できなくなるのでストレスだし作業が遅くなってしまいます。
掃除機を活用
床のホコリやゴミを一番きれいに取るのは掃除機です。
電気の力で吸引するので細かなホコリまで吸い取ってくれます。クイックルワイパーでは取り残しがあるホコリでも掃除機なら綺麗にしてくれます。
その他の道具を活用
時短で床掃除をするためには上記のクイックルワイパーと掃除機を併用していくのが基本戦略です。
その上でピンポイントで次の道具を使って行くとさらに時短になります。
コロコロはカーペットや布製のソファーなど掃除範囲が狭い布製品に対して効果的。
逆に、広い範囲をコロコロのみで床掃除をするには向いていません。早く転がすとゴミがくっつかないのでスピードを上げられません。また粘着力がなくなってテープをめくる作業を何度もすることになり時短にならないからです。
短い時間で目に付く大きな床のゴミをざっくり取りたい時はホウキの出番。
力を入れやすくゴミの動きが見えやすいのも良いです。ホウキだけでは細かいホコリは取りきれませんがざっくり掃除をするにはお手軽でgood!さらにホウキはシートの交換がなく費用は0円。
日頃から床に物を置かない
床掃除の時短を実現するためには床に物を置かないことが重要。床掃除をしようと思った時にすぐに掃除に入れる状態を作っておきましょう。
床の物を片付けているうちに、床ふきまで辿り着かなかったことが何度あることか・・・
時短につながる床掃除をする時間帯
短い時間で床掃除終わりにするために中断せずに一気にやりたいもの。朝、家族が起きてくる前に床掃除を行うと効率が良いです。
特に子供がいる家庭では掃除中に邪魔をしてくることがあります。
家族が起き始める前なら邪魔が入らず床掃除だけに専念してササッと済ませられます。
掃除中に邪魔が入ると、時間がムダにかかるし余計なことでイライラしてしまう。
朝の床掃除は、時短以外にもメリットがあります。ホコリが落ちてくるのは人の動きが少ない夜間。朝一番で床掃除をすればホコリを一網打尽にできます。
長期目線でみたときの時短床掃除の方法
日常の床掃除はクイックルワイパーと掃除機を使ったスピード重視の掃除で対処。
月に1回は手拭きの床掃除をする
そして月に1回程度は手拭きによる床掃除を行いましょう。
かがんだ姿勢で床の汚れを確認しながらゴシゴシと力を入れて落としていきます。そうすることで頑固な汚れになることを未然に防止できます。
大変な作業ですが月に1回やるだけで、こびりついた汚れになることを防いだり、 汚れがフローリングの隙間に入っていきシミになるのを防ぎます。
年に1回はワックスがけ
そして年に1回はワックスをかけましょう。( ワックスの種類によっては2~3年に1回)
ちょっと面倒ですが後々において楽になのがワックスがけです。
なぜなら汚れがつきにくくなるからです。またワックスをかけた後は、さらっとふくだけで汚れが落ちます。さらにワックスのコーティング効果により木材に傷がつきにくくなります。
誰にでも大掃除の時になって「こんな強烈な汚れになる前に掃除をしておけば楽だったのにな」と後悔したことがあるはず。
汚れがひどくなったタイミングで掃除をすると落とすのに時間がかかります。後回しにしたことでかえって時間がかかってしまいます。
日々の掃除に加えて月に1回程度はしっかり手拭きの床掃除をするのが結局のところ一番の時短です。
急がば回れ。
定期的な床掃除は面倒くさく感じるかもしれませんが、半年間、1年間といった長期の目線で見ればやることが少なくなって効率が良いです。
まとめ
床掃除の時短のコツはクイックルワイパーの活用です。掃除の準備と後片付けが他の掃除方法に比べ圧倒的に楽だからです。
床掃除のときに物をどかす作業があると、時間を超絶ロスします。時短のために床に物を置かないことが重要です。
毎日のようにクイックルワイパーをやっていれば大体の汚れが日頃から取れています。
ただしクイックルワイパーだけではがんこ汚れは落ちないので、月に一回で良いので手でゴシゴシ水拭きをします。
水拭きをすることで普段取り切れていなかった汚れを落とせます。
「日常の時短掃除」➩「月に1回のしっかり床掃除」を回しておけば、大掃除のときに床掃除でまったく苦労しませんよ。
時短術の活用して、心が澄み渡るきれいな床を手に入れてくださいね。
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