トイレはせいぜい2畳ぐらいのせまい空間です。
「せまいから掃除もカンタン」
ならよいのですがトイレ掃除は手間がかかります。
さらに家族の誰もがトイレを使うので掃除をしてもすぐに汚れます。
『短い時間』がどれくらいかは人によってちがいます。
そこで記事で紹介した方法を実際に何分かかったか測りました。
紹介する方法を使えば、いつもキレイなトイレになります。
トイレ掃除を面倒に感じる3つの理由
トイレ掃除はなんで「面倒でやりたくないなあ」と思うんだろう・・・
トイレ掃除の面倒くささの理由を掘り下げてみます。
面倒に感じる原因をつぶすことが「ラクなトイレ掃除」につながります。
面倒な理由①:「こまめに掃除しなくちゃ」の心理的負担があるから
トイレは家族が1日に何度も使います。
使用頻度が高いためすぐに汚れます。
すぐに汚れてしまうため、掃除もその都度やらなくてはいけません。
実際にトイレ掃除をやるかは別にしても、
トイレに入るたびに心では「掃除をしなきゃ」といつも感じています。
「やらなくちゃ」
「でも、めんどくさいな・・・」
このような心の葛藤はストレスで、トイレ掃除を面倒に感じます。
面倒な理由②:狭いのに掃除する場所が多い
トイレはせまい場所です。
せまい場所のわりには、
- 便座
- 便器の中
- 便器のフチ
- 床や壁
掃除する場所が多いです。
場所にあわせた掃除道具の準備と使い分けがあります。手間がかかれば面倒に感じます。
さらに見過ごせない汚れが多い場所でもあります。ホコリ汚れなら掃除をサボっても実害がありません。
しかしトイレは「こびりついた汚れ」「悪臭」に発展するので掃除をサボれません。
またトイレはせまいので掃除がしづらいです。
狭い場所で、しゃがんだままの姿勢で手を伸ばすなど体の動きが大変です。
せまい場所で細かい作業が多いのでスピーディーに勢いよく作業をしづらいです。
そのこともトイレ掃除を面倒くさく感じさせます。
トイレ掃除はせまい割には、やりづらいし、大変。
面倒な理由③:掃除をするまでの準備が面倒くさいから
何かをしながらさっと掃除できたらラクですが、トイレ掃除はそうもいきません。
トイレ掃除をやるとなったら、掃除道具を取り出したり手袋をつけたり準備が必要です。汚れてもいい服に着替える人もいます。
思いついた瞬間にサッと始められないので面倒くさく感じます。
「服を着替えてまでやりたくない」ってツイ思っちゃうんだよね。そして結局やらない・・・
トイレ掃除を手抜きする3つのコツ
トイレ掃除がめんどくさく感じる理由を分析したところで
「トイレ掃除を手抜きしつつラクにきれいにする方法」をご紹介します。
「考え方」や「道具」や「家族の協力」の切り口でまとめました。
手抜きのコツ①:掃除のしやすいシンプルなトイレにする
トイレ内の物を減らす
トイレ内に物があるほど掃除が大変になります。
物をへらすのが一番の解決策。
インテリアは「お気に入り」だけにしましょう。
床に置かない
床に物があると床掃除の際にいちいち物をどけなくてはならず手間がかかります。
収納が少なく床に置かざるをえない場合もあります。
その場合はプラスチックケースにまとめて入れケースごと移動します。
掃除道具を取りやすくする
「掃除をしようかな」と思った時にサッと掃除道具を手に取り掃除をスタートできる配置ががポイントです。
よく使うものほど手前の取り出しやすい場所に収納します。
必要なときに探さずサッと取れるのが理想。手に届くところにフックをつけるのもオススメ。
手抜きのコツ②:便利なトイレ掃除用品を活用
効率的な掃除方法を知ることはもちろん大切です。その情報を知った上で実際に掃除をするのは道具を使って行います。
そのため『使い勝手が良い』『よく落ちる』などの優秀なトイレ用品を使うことは『手抜き』に直接影響します。
手軽に手抜きトイレ掃除に大貢献してくれる商品をご紹介します。
トイレのルック(便器にかけるだけ)
「汚れにかけるだけ」でカンタンです。
手抜きなのにしっかり汚れが落ちます。
実測時間:フタをあけて便器のフチにそって液体をかけるだけです。終わったらフタをしめて元の位置に戻すだけなので50秒で終わりました。
手抜きしすぎじゃないの。便器はゴシゴシ洗いなさいよ。
こんなツッコミがあるかもしれません。
実はルックをかけるだけの掃除は合理的にも正しい掃除方法です。なぜならブラシで強くこすると便器に細かい傷がつくからです。スキマに汚れがたまりやすくなります。
そのため毎日の掃除はルックをかけるだけ。こすり洗いは1~2週間に1回で十分です。
便座のふち裏にルックをかけましょう。
汚れが溜まり臭いの元になる場所です。さらに液体がたれるので下側も綺麗になります。
まめピカ(スプレーしてふくだけ)
実測に当たり掃除した場所は、
便座、便座カバー、床全体をサクッと、水栓タンク、ドアのレール、ドアノブ。
全部で5分30秒でした。
まめピカとはトイレ用スプレー洗剤。
トイレットペーパーに吹きかけて汚れを拭きます。
準備するものが「まめピカ」と「トイレットペーパー」だけです。トイレの拭き掃除を始めるまでの準備が少ないので面倒くささを感じません。
このタイプの商品はトイレットペーパーがボロボロになりやすいのですが「まめピカ」はボロボロ防止成分が入っていて紙くずが出ません。
拭き終わったらトイレットペーパーごと流せるので後片付けもカンタン。
ボトル1本で700プッシュできます。
1回の掃除で10プッシュしたとして3ヶ月は使えて経済的。
さらに「まめピカ」があればトイレシートが不要になりますよ。
ボトルデザインがトイレ用品感がなく可愛らしいので目に見える場所においてもダサくないのもGOOD!
スクラビングバブル 流せるトイレブラシ(ブラシの準備と片づけがラク)
トイレブラシで掃除をした後に水でキレイにすすいでも一定程度汚れが残っています。
そのトイレブラシやケースは時間とともに菌が発生して繁殖します。
乾燥した後に風が吹けば菌が撒き散らされます。とはいえ毎回天日干しなんてやれませんよね。
そこでオススメなのが「スクラビングバブル 流せるトイレブラシ」です。
使い捨てのトイレブラシです。
トイレのルックだけでは落ちない汚れを1~2週間に1度こすり洗いします。
トイレ掃除が終わったらそのまま便器にポイして流してしまえるので大変手軽です。
実測時間:本体にブラシを取り付けてこすり洗い開始。
トイレのルックでおおまかな汚れは日々落としているので便器は汚れていません。
全体的にこすったのは約2分。あとは取り外してポイッと捨てたり元の場所にしまう時間です。
3分30秒でした。
・ニトリル手袋(汚いものを触りたくない気持ちを大幅削減)
素手で汚いものを触るとなると「うえー、やりたくない」となります。
ニトリル手袋をすれば直接触っているわけではありません。汚いところへの積極性が100倍になります。
ビニル手袋でも良いですが手のフィット感が弱いです。またビニル手袋だとブカブカしているので隙間から汚れが入ってくる可能性が残ってしまいます。 購入代金はビニール手袋であれば100円ショップで売っているのでうんと安いです。
総合的に決めればOKですね。
手抜きのコツ③:家族みんなが汚さない
そもそもトイレが汚さないのが掃除を根本的にへらします。
究極の「手抜き」は汚さないことです。
座って用をたすことで尿ハネはなくなります。
立ってする人は習慣になので言っただけでは直りません。
直してもらうために、その人にトイレ掃除をやってもらうのが良いです。
自分で掃除をすると尿ハネの事実に気づきます。自分の尿ハネが迷惑をかけているとわかり習慣を変えるキッカケになります。
次は水ハネです。
手を洗った後に、水を切らずに勢いよくタオルに手を動かすのはNGです。
水がビシャッと飛び散り、床や壁に水がつきます。
飛び散った水にホコリや紙クズが吸着するのでベトベト汚れにつながります。
手を洗った後にちょっと気を使って水をこぼさないだけで汚れがへります。
家族の中で特定の人だけがトイレ掃除をするのではなく、気づいた人がこまめに掃除をすれば汚れはつきにくくなります。
まとめ
今回は手抜きトイレ掃除をまとめました。
ラクに掃除をするためには、トイレ内に物を置かずシンプルにします。
そうするだけで掃除の対象物がへり作業がラクになります。
毎日のトイレ掃除は「トイレルック」と「まめピカ」だけで十分です。
・トイレルックは液体洗剤でかけるだけ。
・まめピカはトイレットペーパーに吹きかけて拭くだけ。
トイレ内に絶対にあるトイレットペーパーを使う手軽さが継続の元。
わざわざ掃除道具を用意するわずらわしさがないのが、掃除お手軽に始められるポイントでした。
こんな手抜きトイレ掃除でも80点の綺麗さをキープできます。
人はトイレに1日平均6回行きます。
掃除してもすぐに汚れてしまう場所だからこそ手軽にラクして掃除をしたいものですね。
本記事がお役に立てましたら光栄です。
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