片付けがもたらす5つの心理的効果|頭スッキリ・心安定・達成感

片付けの心理的効果快適度UP
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片付けは整理整頓され部屋がキレイになるだけではありません。

片付けから得られる効果効能は

  1. 時間的:物がすぐに見つかる
  2. 経済的:無駄な買い物がなくなる
  3. 空間的:部屋が広くなる、部屋を有効に使える
  4. 心理的:頭スッキリ・心安定・達成感

と4つあります。片付け全般の効能については下記の記事を参考にしてください。

本記事では「心理的」効果にフォーカスした内容です。

片付け全般の効能については下記の記事を参考にしてください。
片付けをすると心のモヤモヤが取れる!?片付けの効能10選

本記事を読むことで、
片付けをやりたくなります。なぜなら片付けから受取る心理的効果(メリット)が分かるからです。

心理的効果①:頭がスッキリする

スッキリした~

片付けの後に、すぐに感じる効果が頭がスッキリすることです。

  • 雑念がなくなった、という人もいます
  • 頭のモヤモヤがなくなった、という人もいます。
  • 迷いがなくなった、という人もいます
  • 悩みが「もうどうでもいいや」と気にならなくなる人もいます。
  • 集中力が上がった、という人もいます

こんな嬉しい効果を感じられるのはなぜでしょうか?

片付けにより身の周りがスッキリします。
視界に入る情報量がへります。

人はただ「見る」だけで、見たものに対して思考を始めます。
これは無意識です。
考えないようにしても、脳は瞬時に処理を始めます

そのためモノが多いと余計な事を考えてしまいます

「 あれもしなくちゃ」
「これもしなくちゃ」
「あれはやりかけだな」

これが雑念です。

片付けをすることで、自分に必要なモノだけになります。

頭の中に雑念がなく取り組みたいことに集中できます。
これを体感的には「頭がスッキリ」と感じます。

心理的効果②:幸福度がアップする(好きな物に囲まれるから)

片付いた部屋にいると幸せな気持ちになる人が多いです。
その他には、

  • 何となく幸せ
  • なんとなく気分が良い
  • ちょっとした事にも感謝できる
  • いろんなことに頑張ってみようと思える

こんな表現がされます。

ではなぜ片付けによって幸福度がアップするのでしょうか?

片付けとは、不要な物を捨てて、所定の位置に戻すことです。
片付けの過程でいらないものを捨てます。
いらない物を捨てた先に残るのは好きな物です。家の中はお気に入りの物ばかりになります。

お気に入りは、

  • 見ているだけで
  • そばにあるだけで

気持ちがよくなります。

心理的効果③:時間・空間・気持ちに「ゆとり」ができる

片付けをすることで、心にゆとりができます。

  • 心に余裕があるから、他人のミスを少しぐらい許してあげられる。
  • 時間に余裕があるから、セカセカしないで落ち着いていられる。

毎日を穏やかに過ごすのに心のゆとりは必須ですね。どうしてそんな「心理的なゆとり」が片付けから得られるのでしょうか?

理由①「探しものが減るから」

片付けをすることで、物がへります。
その結果として
「どこに」
「何があるか」が
すぐにわかります。

探し物の時間が少なくなります

ある統計によると、人は探し物1日平均10分使っています。
1ヶ月で計算すると約5時間です。
つまり片付けをすることで、時間面でゆとりができます。
時間に追われないので、心のゆとりにもつながります。

理由②「視界に余白ができるから」

視覚的(空間的)にも家の中が「ゆとり」ができます。

物が多い部屋は心理的に圧迫感を感じます。
物と物との間に適度な空間があるとゆったり感を感じます。

  • 必要な物から不用品までギュウギュウ詰めの家。
  • 「あれをやれ」、「これをやれ」とプレッシャーをかけられているみたい。

片付けをすると空間的にゆとりが生まれます。

こうして時間的にも空間的にもゆとりが出ます。すると心に余裕が生まれリラックスします。

心理的効果④:肉体を動かすのでセロトニン(幸せホルモン)が出る

セロトニンは「幸せホルモン」

セロトニンとは脳内から出る神経伝達物質です。
人間の「幸福感」、「多幸感」に関係します。
そのため、「幸せホルモン」とも呼ばれます。

  • 人が楽しいな
  • 幸せだな
  • 嬉しいな
  • よかったな
  • ありがたいな

こんな前向きな感情を抱く時にはセロトニンが出ています
つまりセロトニンを脳内から分泌できれば、よい感情を感じるわけです。

じゃあどうやってセロトニンを出すかが気になりますね?

セロトニンを分泌させるにはいくつか方法があります。

セロトニンを分泌するには、

  1. 運動
  2. 深呼吸
  3. 日光浴
  4. 人と話して笑う
  5. リラックスする
  6. 読書
  7. 散歩する
  8. リズミカルな動き


いわゆる規則正しい生活こそ、セロトニン分泌のコツです。

特に運動はセロトニン分泌効果が高いです。
テニスや水泳だけが運動ではありません。
片付けも立派な運動です。

片付けをすることで、

  • 室内を動き回ります。
  • 物を持ったり、
  • しゃがんだり、
  • 手を動かしたり色々な動作をします。

おまけに部屋も綺麗になり嬉しいのでダブルで気持ちが良くなります。

心理的効果⑤:達成感をえられる

自信につながる

「片付けをちゃんとやる」ことでプチ達成感が得られます。

「片付けはする方がいい」とは誰もがわかっています。
とはいえ、片付けをしないところで、実害はありません。
そのためサボりがちなのが片付けですね。

「やった方がいいけど、ついさぼっちゃう」
タイプのことをちゃんと出来ると「達成感」を感じます。

そして達成感は自信につながります

自分も「やればできるんだ!」という自信が積み上がります。

片付けは毎日のことです。
だから毎日ちょこちょこ片付けをしていれば、
毎日、達成感を感じることができます。

まとめ

今回は
「片付けがもたらす5つの心理的効果|頭スッキリ・心安定・達成感」
というタイトルで、
片付けから得られる心理的効果についてまとめました。

心理的効果のまとめ
  1. 頭がスッキリする(雑念がなくなる)
  2. 幸福度がアップする(好きな物に囲まれるから)
  3. 「ゆとり」ができる(時間・空間・気持ちに)
  4. 肉体を動かすのでセロトニン(幸せホルモン)が出る
  5. 達成感をえられる

一流経営者が仕事に行きづまると身の周りを片付けをする話をよくききます。
これは片付けの心理的効果を得るために意識的にやっているのでしょう。

そして実際には片付けは心理面以外でも効果効能があります。

  1. 時間的なメリット:物がすぐに見つかる
  2. 経済的なメリット:無駄な買い物がなくなる
  3. 空間的なメリット:部屋が広くなる、部屋を有効に使える

片付けはお金がかからないのに人生を良くしてくれます。
嫌だった片付けも、その良い面を知ると見方が変わります。

本記事がお役に立てたのであれば幸いです。

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