掃除をしなくちゃ、と思うとイライラする人は珍しくありません。
掃除でイライラするのは
- 掃除の好き嫌い?
- 掃除は疲れるから?
- 掃除は汚れるから?
これらのことが原因なのでしょうか?
「掃除が嫌い」は表面に見えている感情です。
- なぜ掃除がキイなのか?
- キライになったキッカケは何なのか?
キライの奥にある心理的な部分を深掘りしてみます。
本記事では
- 掃除をストレスに感じる人の心理面の原因
- 掃除のストレスを減らす対策
についてまとめました。
本記事を読んでいただくことで、
掃除をすることのストレスがへり、掃除をこまめにしたくなります。
掃除をするときにストレスを感じる5つの心理的原因
掃除にストレスを感じる人は多いです。
ストレスを感じるからには、何かしらの原因があります。
ストレスの原因?そりゃ、自分は掃除が嫌いだからストレスを感じるんだよ!
それは確かにその通りですが、
嫌いだからストレスを感じる、
そこで話を止めていたらずっとストレスを感じたままです。
嫌いに感じるのは何が原因なのでしょうか?
嫌いというのは人間の心の動き。
心理面から「掃除をする際にストレスを感じる理由」を見てみます。
ストレスの原因①:掃除に対してイヤな思い出がある
掃除にイヤな思い出が刷り込まれている、と掃除がストレスです。
この刷り込みは子供の頃に形成されます。
親から
- 「掃除をやりなさい」
- 「いつも掃除もしないで●●ばっかりして」
何度も何度も子供の頃から言われ続けたことで
掃除=イヤなもの
の感情が強化され続けたため、掃除となるとストレスを感じます。
直接言われていなくても、
親が掃除をする時に文句を言ったり不機嫌なことも影響します。
ストレスの原因②:繰り返す終わりのない掃除に嫌気がさしている
掃除は一度キレイにすれば、もうやらなくていいかといえばそんなことはありません。
キッチンを綺麗にしても、食事の準備を始めたそばから汚れてしまいます。
家じゅうを綺麗に掃除機かけても、絶えずホコリは落ちるので2日後にはホコリがたまっています。
掃除をしてもすぐに汚れるので「やってもやってもきりがない」と感じます。
「頑張って掃除をしてもどうせ汚れるんでしょ」
こういう気持ちがあるため掃除をするというだけでストレスに感じます。
ストレスの原因③:「やらなくちゃ」と心理的に強く思うから
世間一般的に「掃除は当たり前にやるもの」の位置づけです。
当たり前とされているから掃除をサボると無意識的に
「掃除をやらなくちゃ」
と感じます。
「やらなくちゃいけない」と感じるのは心理的にストレスです。
余裕があって掃除ができている時は良いです。
しかし忙しくなり掃除がたまったときは注意。
やらなくちゃいけない気持ちが大きくなり、より大きなストレスに変わります。
ストレスの原因④:やっても評価されず褒めてもらえないから(当たり前に思われるから)
掃除をしたと言って家族から
「本当にありがとう」
「いつも助かっている」
とはめったに言われません。
むしろやって当然。
綺麗にしているのが当たり前。
こんな評価が多いのではないでしょうか?
快適な自宅のために頑張って掃除をしたにも関わらず「それが当たり前」では掃除が面白いわけがありません。
その結果ストレスに感じます。
ストレスの原因⑤:「掃除=家事」の位置づけだから
掃除をストレスに感じやすい人は、
「掃除は家をきれいにするため」程度にしか思っていません。
掃除をやりたくはないが、やらないと部屋が汚れるから仕方なくやっています。
誰だって大した価値のないことを毎日やるのはつまらなくイライラします。
「大変だけどすごく役に立つ」と
自分にメリットを感じていれば頑張れます。
しかしメリットを感じていなければ、
やらなくちゃいけないからイヤイヤやっているだけです。
イヤイヤやるのは誰だってストレスです。
掃除でストレスを感じない考え方のコツ
掃除にストレスを感じるのは、掃除に対する評価が低いからです。
考え方をすこしだけ変えるだけで掃除に対するストレスはへります。
ストレス対策①:掃除に終わりはないと(良い意味で)あきらめる
- 何とかして掃除から逃れたい
- もしかするとどこかに掃除から逃れられる裏技があるかもしれない
- どんなに使っても汚れないでほしい
絶対に実現しないことを願い続けるのはストレスです。
望んだところで実現しないので、その都度ガッカリ感を味わうためです。
「どんなに食べて動かなくてもやせるダイエット方法ないかな」
こう考えても時間の無駄ですよね。
そもそもホコリは降ってくるし生活していければ汚れがつくのは避けようがない。
ある意味開き直って
「掃除はするものだ」と覚悟を決めてしまいます。
余計なことでストレスをかかえなくなります。
ストレス対策②:掃除の効能を知る
「掃除なんかしたくない。本当は別に汚い部屋のままでもかまわない。周囲に文句を言われるからやっているだけ」
こんな人はただ掃除をやらされているだけです。
掃除に対する発想の転換をします。
考え方を変えるだけで同じ物事でも別の感じ方ができます。
そんなこと言ったって、掃除をイヤに感じるよ。掃除をすると得することを知りたい。
掃除のもつ効果効能を知りましょう。知識が考え方を変えます。
掃除の効能として
- 視界に余計なものが入らず頭がクリアになる
- 心がリラックス
- 仕事の生産性が上がる
- 人間関係が良くなる
メリットを知ることで掃除へのストレスがへります。
掃除を「やらなくちゃいけない」ではなく、
「やった方が得」と考えるとよいです。
まとめ
ということで今回は「掃除をするときのイライラの原因と解決方法」について書きました。
掃除に対してストレスを感じる人は多いです。
よくある理由が
「めんどくさいから」
「嫌いだから」
ですが心理面で深掘りしていくと、
- 掃除はきれいにするためだけの「つまらないもの」だと思っていて
- やっても終わりがないのでキリがなくて
- そのくせ家族からは掃除したところで褒められず
- 自分にとってメリットのないやらなくちゃいけないイヤなもの
という心理的評価があるので掃除をするときにストレスを感じてしまいます。
掃除のめんくささを削減してくれる便利な道具やコツがあります。
ただそういった具体的な道具に行く前に考え方を少し変えておくのが先です。
良い道具をつかっても根本的なところを解決しないと掃除のストレスが続くからです。
掃除でイライラするのを解決する方法は下記の通り。
1つ目
ホコリが落ちたり汚れがつくのは避けようがありません。
『最低限の掃除はするものだ』と腹を決めること。
良い意味であきらめると不思議とストレスに感じません。
2つ目
掃除に対する発想の転換です。
「やらなくちゃいけない。やだな」
と思っているとプレッシャーです。
ここは発想の転換。
「掃除をやれば自分が得するからやろう」
と思うようにすれば掃除にストレスを感じません。
そのために掃除の効能を紹介しました。
>>片付けをすると心のモヤモヤが取れる!?片付けの効能10選
実際に掃除が好きな人は、
自分にとって心理的に心地いいから好んでせっせと掃除をしています。
今まで掃除でストレスを抱えた人でも、ちょっとずつ
「掃除をして意味あるじゃん」という感覚をつかんでください。
しばらく時間が経った後には掃除でストレスを抱えないでこまめに掃除できるようになっています。
本記事がお役に立てたのであれば光栄です。
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