掃除をラクにする17のコツ|苦手な人はコツを知らないだけ

Cleaning tips掃除に関するお悩み
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掃除をしないといけないと分かっているけど、苦手うまくできなくて困っている・・・

「掃除が苦手」という人は珍しくありませんが、そもそも「掃除が苦手」とはどんな状態でしょうか?

掃除が苦手な人の状態をまとめると、

掃除が苦手な人:

  • 掃除の手際がわるくて時間がかかる
  • 掃除をしているのにキレイにならない
  • 掃除をするとすごく疲れてしまう

となります。

思い当たるところはありませんか?

かたや掃除が得意で上記に当てはまらない人もいます。

掃除に苦手意識をもつ理由を深堀りすると、ラクな掃除方法を知らないことに行き着きます。

どんなことにもコツがあります。
掃除が苦手な人は、
得意な人が身につけているコツを知らないのです。

知ってさえいれば
「こんなの簡単じゃん」
ということは山ほどあります。

掃除も同じです。

ということで本記事のテーマは「掃除がラクになるコツ」です。

掃除についてちゃんと考えたことなんてないよ。だから掃除について何にもしらないよ。

そんな人も多いはず。
掃除のコツと言っても、
取り組み方、汚れの落とし方などいろいろあります。

そこで本記事では、
掃除が苦手な人がもつ悩みを全体的に説明します。
下の図の順番でまとめました。

苦手意識のある掃除を克服するには
この順番でコツを理解するのがイチバン。

じっさいに掃除をするときは便利な掃除道具をフルに活用します。
とはいえ便利な道具を使いさえすれば、魔法のようにキレイなるわけではありません。

間違った掃除のやり方(掃除の順番、相性の悪い洗剤、汚れの落とし方)
をしていると道具がよくても効果が限られます。
ですから最初に考え方から順を追って説明しています。

まずは必要な情報を知りましょう。

掃除苦手克服のコツ【考え方編】

この章のポイント
  • 掃除を面倒に感じにくい工夫をする
  • 汚れをためない
  • 毎日完璧な掃除なんてムリと(いい意味で)あきらめる
  • 1回の掃除時間を20分以内にする

克服する考え方①:掃除を面倒に感じにくい工夫をする

掃除が苦手な人は掃除を面倒くさく感じています。
面倒でやらないので、根本の問題が解決できません。

掃除が苦手の悪循環

掃除をやらないと、家族から文句を言われ不愉快です。
ますます掃除がきらいになります。また同時に苦手意識が強化されます。
キライな掃除はやらないので、うまくなりません。

結果としていつまでも苦手なままです。

この負のスパイラルを断ち切るには、
めんどくさく感じるシチュエーション(要素)を排除します。

ワンポイント

めんどくささを排除するために、

  • 掃除道具をすぐに取れる場所に置く
  • 軽くて持ち運びがラクな道具にする
  • 後片付けがない使い捨ての掃除道具にする

克服する考え方②:汚れをためない

どんな汚れもはじめは頑固な汚れではありません。
汚した直後に「サッ」とひと吹きすることで落ちるものばかり

その場で汚れを落とさず放置しておくので頑固な汚れになります。

時間が経つことで、

  • 固まってしまう
  • 汚れが染み込んでしまう
  • ホコリと結合してベトベトの汚れに変質
  • 掃除が面倒になってくる

とドンドン状況がわるくなります。

後回しにせず、その都度、汚れをおとしましょう。

克服する考え方③:毎日完璧な掃除はムリと(いい意味で)あきらめる

掃除が苦手な人は
「どうせ掃除をするなら完璧にキレイに」
と、一気にやろうとします。

家中を一度に完璧に掃除するなんてムリです。1日だけならできたとしても、毎日継続するのはムリです。最初からムリだと分かっていればいい意味であきらめられます。
できないことに躍起にならず、こまめにちょこちょこ掃除をする現実的な対応ができます。

克服する考え方④:1回の掃除時間を20分以内にする

一回の掃除の時間を短くしましょう。(苦手なうちは20分以内

なぜなら20分以内であれば苦痛に感じにくいからです。

「20分ぐらいならやろうかな」
この気楽な気持ちで掃除に取り組むためにまずは20分からスタートします。

だんだん掃除自体に慣れてくるものです。
最初のうちは
「ちょっと物足りないな」
このくらいの感覚でとめておくのが継続のコツです。

はじめは気楽にできる「ながら掃除」がオススメです。

克服する考え方⑤:「片づけ」と「掃除」をセットにしない

掃除が苦手な人は、片付けと掃除をセットにしないことです。
次のような問題が起こりやすくなります。

  • 片付けで疲れてしまい掃除までできない
  • 片付けに時間がかかり掃除をする時間がなくなる


やる気を出したのに
「途中までしかできなかった」体験をする可能性が増えます。
そうすると掃除が苦手な意識が強化されてしまいます。

片付けが先です。
それから掃除をします。

片付けが大変なら物が多すぎるからです。
そんな人はまず、モノを減らしましょう。

掃除苦手克服のコツ【順番編】

掃除を苦手にしてしまうのは掃除の順番が間違っているからです。
掃除の順番がテキトウだと1回で済むことを2回やったりとムダにつながります。

順番のコツ①掃除は上から下に

2階から先に掃除をはじめます。次に1階を掃除します。
なぜならホコリは上から下に落ちるからです。
この順番が逆だと綺麗にした場所にふわふわホコリが落ちてしまいます。

順番が逆だと綺麗にした場所にホコリが落ちてしまうよ。仕上がりをよくするためにも順番を守ろう!

順番のコツ②家の奥から手前の順番で掃除をする

拭いた場所を踏んで汚さないために部屋の奥から手前の順番に拭き掃除をします。
特にワックスがけの時には乾く前に踏んでムラになってしまいます。

順番のコツ③水回りは最後に掃除する

洗面所など水回りは最後に掃除をします。
なぜならどの掃除にしても、水で手を洗う、雑巾を洗う、と水回しを使います。最後にしないときれいにした水回りが掃除を終える前によごれてしまいます。

順番のコツ④かんたんな掃除から始めて気分を上げる

かんたんな掃除から始めて達成しながら気分をあげていきます。
人が最もパワーを必要とするのは動き始める瞬間です。
「イヤだな、めんどくさいな」
この感情に勝ち、掃除をはじめてしまえば調子が出てきます。

いかに最初の一歩を踏み出す可能性を高めるか。
そのためにハードルの低い掃除からスタートさせるのが良いです。

掃除苦手克服のコツ【汚れについて知る編】

掃除とは汚れ落とし作業です。
最低限の汚れについての知識や洗剤についての知識を入れます。

  • 汚れと水分
  • 汚れの落ちやすい温度
  • 汚れごとの落ちやすい洗剤

マニアックな知識は必要ありません。
効果が大きい必要最低限の知識だけでOKです。

最低限の知識をしっているだけで掃除が何倍もラクになります。

汚れの知識①:汚れと水分の関係

固まった汚れに水を吹きかけると、汚れがふやけて落ちやすくなります。

  • 水スプレーをする
  • 「乾ふき」より「水ぶき」
  • 水回りは乾く前に掃除する

汚れの知識②:汚れと温度の関係

温度が高くなると、汚れがゆるむので汚れが落ちやすくなります。物理法則で分子間の動きが活発になるからです。

  • 温水でしぼった雑巾
  • 鍋は冷める前に洗う
  • ギトギト油汚れは、熱湯をかけて油を溶かす
  • 冬は寒いので、汚れが固い
  • 朝や夜より、昼間暑い時

汚れの知識③:汚れ落としと侵食時間の関係

汚れを落とすのに時間を味方につけます。
力を入れてゴシゴシこすっても落ちない汚れはイヤですね。

そんな汚れでも洗剤を一晩つけておくだけで汚れがスルッと落ちます。
時間をおくことで洗剤が汚れの内部にまでしみこみます。

やり方としては

やり方は、

  • 洗剤を直接かかる
  • トイレットペーパーに洗剤をつけて汚れに湿布する
  • シンクに水をはってオキシ漬け

※つけ置きは、洗剤で素材をいためないように注意しましょう。

汚れの知識④:汚れの落ちやすい洗剤

洗剤には液性があります。

  • 酸性
  • 中性
  • アルカリ性

のことです。

酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤が効果的です。
それは反対の性質をぶつけることで中和されるからです。そのためおおまかでよいので、
・代表的な「汚れ」の液性
・代表的な「洗剤」の液性

を覚えましょう。

酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤が効果的です。反対の性質が混ざることで中和されるからです。そのためおおまかでよいので、

  • 代表的な「汚れ」の液性
  • 代表的な「洗剤」の液性

を覚えましょう。

掃除苦手克服のコツ【道具編】

ここまでで掃除を楽にするために、

  • 「考え方」
  • 「掃除の仕方」
  • 「汚れについての知識」

をインプットしました。
それらのことが分かった上で便利な道具を使うと効果が倍増します。

それでは掃除苦手を克服する掃除道具をご紹介します。
ポイントは

  • 「サッと掃除をはじめられる点」
  • 「汚れ落とし効果が高い点」です。
選んだポイントは
  • サッと掃除をはじめられる点
  • 汚れ落とし効果が高い点

ラクになる道具①:クイックルワイパー

スリムで軽くて場所を取らない。
それでいて汚れを落とす効果が高い素晴らしいアイテム。
掃除が終わった後の後片付けも、シートをつけるだけで簡単。
雑巾のように洗って保湿作業がないので精神的に楽です。
一本1000円程度なので家の中の2、3カに設置するのがオススメ。

ラクになる道具②:コードレス掃除機

掃除機はゴミを物理的に吸い取るので綺麗に掃除をするには威力大。

しかし準備を面倒に感じてしまい、掃除から遠ざかる人もいます。

  • 重いので大変
  • コードの準備が面倒

掃除を始めるまでの抵抗感を少しでも下げるには、コードレス掃除機がイチバン。

コードレス掃除機を選ぶポイント。
掃除の途中でバッテリー切れをおこさないこと。
そのため連続20分以上使える機種を選びましょう。

ラクになる道具③:マイペット

家のあちこちをする際に使える総合的な洗剤。(マイペットは中性洗剤なので)

汚れの性質に合わせてあれこれ用意するのは大変です。
マイペットがあれば軽度な日常的な掃除はほとんど対応できます。

掃除の苦手意識がなくなり慣れてきたら、汚れの性質に適した洗剤を少しずつ増やしていきましょう。

ラクになる道具④:マイクロファイバークロス

布と手でゴシゴシ拭くのは、やっぱり綺麗になります。
手で使ってふくので細かな部分もしっかり掃除ができます。

マイクロファイバークロスは特殊な編み方の布です。
特徴は、

  • 汚れ落ちが良い
  • 拭きムラにならない
  • ゴシゴシ拭いても傷がつきにくい
  • 何回でも洗って使えるので経済的
  • 100円ショップで売っている

雑巾からマイクロファイバークロスに変えましょう。

まとめ:ラクなコツを知っているかどうか

ということで今回は
「掃除の悩み一発解消!掃除が苦手な人はコツを知らないだけ|掃除がラクになる17のコツ」
というタイトルで
「苦手な掃除をラクにするコツ」
について書いてきました。

掃除を苦手に感じる人は、そもそも掃除が嫌いな人が多いです。
なぜ嫌いなのかと深掘りすると、

  • 掃除は時間ばかりかかる
  • 掃除をやってもキレイいにならない
  • 掃除をやるとすごく疲れる

という理由によって
掃除がきらいになり、 苦手意識をますます強くするパターンがよくみられます。

この悪循環を克服するためには、掃除についてのコツを知ることです。

下の図の順番で説明してきました。

考え方や汚れの落とし方、やり方において、
手際よくおこなうコツを知識として知らないから苦労しています。

何事にも言えることですが

知ってるか知らないかで結果は変わります

  • うまい、へた
  • 手先が器用、不器用
  • 経験がある、ない

そういう問題の前に、知っているだけでラクになることがあります。

今回ご紹介したコツを取り入れることで掃除の苦手は大改善します。

是非ご参考にしていただければと思います。

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